1996-02-22 第136回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
しかし、水産庁は実は前に一つの経験がございまして、徳山湾の事例で、三年間という水銀の基準値の低下を待った上で徳山湾の場合には措置したということがございまして、おおむね安全なレベルになっておるのですけれども、下回って約一年少々という期間ではちょっと短いのではなかろうかというような感じでございます。
しかし、水産庁は実は前に一つの経験がございまして、徳山湾の事例で、三年間という水銀の基準値の低下を待った上で徳山湾の場合には措置したということがございまして、おおむね安全なレベルになっておるのですけれども、下回って約一年少々という期間ではちょっと短いのではなかろうかというような感じでございます。
徳山湾は、あのヘドロ処理をしましたときには一〇ppm以下をやったのです。一五ppmと言っておりましたけれども、実際は一〇ppm以下のヘドロは全部除去したのです。こういうことで、二五ppmのヘドロが残っておるということは、先ほどの猫の発症もあるし、IPCSの胎児性の水俣病の話もありますが、きれいになったと絶対に言えない、こういうぐあいに私は思います。
ところが、徳山湾で水銀騒動がありまして、私も行きましたが、あそこは一〇ppm以上は全部処理したのです。熊本は二五ですよ、あそこは一〇ですよ、これだけ差があります。そしてまだ海はきれいになっていない。二五ppmもある。 この間熊本県が、工事が終わったというので昨年夏と冬に二回水俣湾の魚をとりまして水銀値の検査をしたのです。
○今村政府委員 お話の徳山湾海域の振興対策については、地元は、山口県を通じまして、漁場の整備におきましては並み型魚礁、大型魚礁等による漁場の造成でありますとかあるいは種苗放流においてはマダイの稚魚の保育場の造成というのを要望してきておりまして、私どもとしましては、山口県と十分協議をいたしまして五十五年度予算の中で御要望の点につきまして十分検討してまいりたいと思っております。
○吉井分科員 最後に、徳山湾海域の水銀汚染漁場の復旧対策についてお尋ねするわけですが、現在五つの魚粒のうち四魚種までが解禁されて市場に上っております。地元としては漁場の整備及び種苗の放流とか一日も早い漁場の復旧改善を要請しているわけでございますけれども、政府の考え方はどうですか。
その後四年ほどたちまして徳山湾では水俣病というものはいまだ出ておりませんし、恐らく今後もないということになっておりますし、また有明海その他のところの問題もなかったというような話になっておるわけであります。ですから、ああいった大騒ぎが再び起こらないように私たちは考えていかなければならない。
○村山(喜)委員 徳山湾とか四日市とか水島とか播磨海域、従来から公害でやかましく言われているところですが、そういうようなところ等に海域のCとして指定をして、水俣湾の外の方は八代海の海域の一部としてとらえて、水俣湾の中は指定もしない、それは何か理由があるのでしょうか。
その内訳は、不知火海沿岸における水質汚濁による水俣病調停事件九十一件、渡良瀬川沿岸における鉱毒による農業被害調停事件二件、大阪国際空港周辺の騒音による生活環境被害調停事件二十三件、徳山湾西海域における漁業被害調停事件一件、福岡市における水質汚濁による健康被害仲裁事件一件、富山市におけるビル工事に伴う地盤沈下による建築物損傷責任裁定事件二件、東京都新宿区における地下鉄工事に伴う騒音、振動等による営業損害等
その内訳は、不知火海沿岸における水質汚濁による水俣病調停事件九十一件、渡良瀬川沿岸における鉱毒による農業被害調停事件二件、大阪国際空港周辺の騒音による生活環境被害調停事件二十三件、徳山湾西海域における漁業被害調停事件一件、福岡市における水質汚濁による健康被害仲裁事件一件、富山市におけるビル工事に伴う地盤沈下による建築物損傷責任裁定事件二件、東京都新宿区における地下鉄工事に伴う騒音、振動等による営業損害等
○堀川政府委員 徳山湾が一・九〇メートルでございます。それに対しまして水俣湾は二・二三メートル、したがって、それの関係は徳山湾を一〇〇といたしますと一・一七倍ということになります。
その内訳は、不知火海沿岸における水質汚濁による水俣病の調停事件四十九件、渡良瀬川沿岸における鉱毒による農業被害調停事件一件、大阪国際空港周辺の騒音による生活環境被害調停事件二十二件、徳山湾における漁業被害調停事件二件、福岡市における水質汚濁による健康被害仲裁事件一件、富山市におけるビル工事に伴う地盤沈下による建築物損傷責任裁定事件二件、東京都新宿区における地下鉄工事に伴う騒音、振動等による営業等損害
○国務大臣(小沢辰男君) 公害被害の救済につきましては、できるだけ早く解決をするということが一番大事な点でございますので、今回のような調停が行われまして、徳山湾等について解決を見たことは、非常に私ども喜ばしいことだと思っております。
環境庁が介入されまして、徳山湾では調停が成立したというふうな話も聞いておりまするし、早く解決をするということになりますと、環境庁が積極的に漁民の皆さんとも話をしながら問題の解決を図っていくということが望ましいと思うんですが、最後に長官のこの問題に対する御意見を伺いまして、質問を終わりたいと思います。
すでに徳山湾で起きておる赤潮の被害について公害等調整委員会が示した調停は、必ずしもメカニズムは明確でないけれども、しかし、何らかの意味で工場排水が影響があるだろうというようなところから、この赤潮被害についての補償を認めた、そういう調停をしておることは御承知のとおりでございます。
○江田委員 なかなかそうきっぱりと答えは出はしないので、今度の徳山湾の問題を見ても、何かあいまいな形で事件を解決しなければならぬということなのですが、少なくとも水産庁は魚のことを本気で考えてくださいよ。問題をあいまいにすることを本旨としないように。
昭和四十七年夏は第一次赤潮大被害、四十八年初夏は、有名な九州水俣と、昨日新聞に出ておりました徳山湾の水銀、PCB事件による魚価の大暴落、そして続いて問題の昭和四十九年十二月に発生した、コンビナートの優等生とまで言われました三菱石油重油流出事件。ひしゃくとむしろで、その重油清浄が何十日か続いて、くたくたになって疲れ果てたところへ、本年三月から襲来してきた第二次赤潮の猛威。
工場排水に関しましても、徳山湾に関しては非常にあいまいな形で解決がついているように思うわけです。その辺をはっきり見据えておく必要はあるかと思います。
それから、ただいまのお尋ねの気象あるいは海象のマクロな研究はないかということでございますが、これは実は当時の科学技術庁の研究費によりまして、四十二年から三年間、徳山湾で内湾赤潮に関する総合的研究というものを私どもでいたしております。その中で、たとえば気象につきましては、降雨の状況によって、それが赤潮発生と密接に結びついている。
ただ、昭和四十三年ごろでございましたか、山口県の徳山湾でかなり大規模な、オリソデスカスという種類のプランクトンによる赤潮の漁業被害が出まして、これをきっかけに水産庁と県の試験場と、それから海上保安庁にも協力いただきまして、三年間ぐらい特別研究をやってまいりました。
昭和四十九年中に手続が係属した六十五件の調停事件の内訳を見ますと、不知火海沿岸における水質汚濁による水俣病事件が四十件、渡良瀬川沿岸における鉱毒による農業被害事件が五件、大阪国際空港周辺地域における騒音による生活環境被害事件が十九件、徳山湾における水質汚濁による漁業被害事件が一件であり、申請人総数は約三万一千名に上り、とりわけ大阪空港騒音調停申請事件は申請者の数が一万九千余名に上るマンモス事件となっております
昭和四十九年中に手続が係属した六十五件の調停事件の内訳を見ますと、不知火海沿岸における水質汚濁による水俣病事件が四十件、渡良瀬川沿岸における鉱毒による農業被害事件が五件、大阪国際空港周辺地域における騒音による生活環境被害事件が十九件、徳山湾における水質汚濁による漁業被害事件が一件であり、申請人総数は約二万一千名の多数に上っており、とりわけ大阪空港騒音調停申請事件は一万九千余名の申請に係るマンモス事件
それにつきましては、仙市さん、セキさんの調査票の中にも疫学的事項としまして記載をされておりますし、家族の状況あるいは生活歴等について詳しく記載されており、また徳山湾の汚染及び魚の汚染についての事実も出されておるということが実態でございまして、野瀬先生はどういう理由で疫学的調査がなされていないとおっしゃったのかは存じませんが、それにつきましては私は疫学的調査はされておる、資料の中にもはっきり書かれておるということを
それから、その他水俣病の関係事件が三十件、徳山湾における赤潮による被害の関係事件が一件、大阪空港が十件、合計いたしまして四十一件が未処理の状態に相なっておるわけでございます。
一つお伺いしますが、調停の件数ですね、調停の件数は、調停の申請を合計して五十件、このうち水俣病事件が三十六件、渡良瀬川沿岸の鉱毒が四件、大阪国際空港周辺が六件、徳山湾が一件、燧灘及び鹿児島湾における水質汚濁が二件、こういうことでございますか。それで、その中で解決したものが何件で、現在係属しているものが何件ありますか、いまの分類に従って計算いたしますと。
にはおりませんでしたけれども、当時の農林大臣及び通産大臣、環境庁長官、それから厚生省、そういう関係省庁に集まっていただきまして、種々打ち合わせをいたしました結果、水産庁におきましては、いわゆる九水域、問題視されておりました九水域の魚介類について、きわめて詳細な研究調査をいたしまして——その結果は一般に公表いたしておりますが、そういう中でも、そういう調査研究、検討の間に水俣は御存じのようなことでございますが、そのほか、徳山湾等